必要な個所のみ表現できる!

実写に求められることって何でしょう…?それはリアリティですよね。正確にその物の特性を伝えるということです。企業イメージや商品説明を伝える方法としてはやはり実写が一番説得力があります。ところが展示会ではこのリアリティが厄介な問題につながることがあります。それは“パテント(特許)の流出”です。当たり前のことですが、実写映像には関連部品や機械構造まで映っています。専門技術者が見ればどのように作っているのかわかってしまいます。もちろんそれが知れたところでパテントを持っているのですから心配することはないのでしょうが、開発ヒントを与えていることには間違いないでしょうし、大きな展示会やイベントになればなるほどその可能性が高いのも現実です。
しかし必要な部位、場所だけを作り表現させることができる3DCGなら、パテント流出など気にすることはありません。むしろごちゃごちゃとした周りの部品などが映らずピンポイントで説明しているため、映像を見ている人にとってはイメージがつかみやすいはずです。さらに、ナノの世界のように、実際見ることができない物、場所を再現具現化できるメリットは大きいと考えます。